プロ野球ファンにとって待ちに待ったこの日がやって来た。プロ野球、2018年シーズンの開幕である。
2年連続、札幌ドームで開幕を迎える北海道日本ハムと埼玉西武。昨季は埼玉西武の先発・菊池投手が7回1失点の好投を見せ、8対1で開幕戦を制している。今年も埼玉西武が試合を制するか、それともリベンジなるか。両軍のオープン戦成績を振り返りつつ、今日の試合の見どころを挙げていきたい。
【オープン戦成績】
北海道日本ハム→7勝5敗3分
埼玉西武→8勝6敗2分
【昨季対戦成績】
北海道日本ハム→8勝、埼玉西武→17勝
北海道日本ハムの開幕投手は新外国人のロドリゲス投手だ。23日の東京ヤクルトとのオープン戦では、5回2失点の好投を披露。140キロ台後半のツーシームを主体とした打たせて取る投球に注目だ。
一方の打線は昨季大砲としての素質の片鱗を見せた、3年目の横尾選手に注目したい。オープン戦ではチームの主砲・レアード選手に次ぐ4本塁打を記録。注目の高い開幕戦でも豪快なアーチを描き、さらにアピールを続けていきたいところ。
対する埼玉西武の開幕投手は3年連続でエース・菊池投手が務める。オープン戦は3試合に登板して、防御率1.00を記録。23日の横浜DeNAとのオープン戦では、最速154キロの直球を軸に、新球ツーシームを織り交ぜ、5回無失点と好投した。昨季同様、チームの開幕戦勝利に貢献したい。
打線は、山川選手や中村選手の中軸の調子が上がり切っていない状態だが、秋山選手、源田選手、浅村選手の上位打線はオープン戦で3割前後の打率をマークしており、心配無用。上位打線が生み出す好機を中軸がどれだけ返せるかに注目してみたい。
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