井口野球の申し子となるか…千葉ロッテ・荻野貴司選手が“盗塁王"宣言「狙います」

Full-Count 細野能功

2018.3.28(水) 13:44

千葉ロッテマリーンズ・荻野貴司選手(C)Full-Count
千葉ロッテマリーンズ・荻野貴司選手(C)Full-Count

オープン戦は打率.366でNPBトップ3入り

狙うはオーストラリア・ケアンズへの家族旅行だ。

新生打線を牽引する千葉ロッテ・荻野貴選手が28日、開幕へ万全の準備を終えた。この日、オフィシャルスポンサー「ジェットスター・ジャパン」が今季チーム内の盗塁王に「スーパースター賞」として「ケアンズ行きビジネスクラスペア往復航空券」を贈呈すると発表。

本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた練習に参加した荻野貴選手は、「この4年ずっとチーム内では(盗塁)一番だったので、狙います」ときっぱり宣言した。

昨年は自己最多タイの26盗塁。1年間ケガなく出場すれば50盗塁も可能な足をもっているだけに、“盗塁王"宣言は当然だろう。井口監督は今季チーム盗塁数の目標を140から160と高く掲げ、「走塁革命」を目指しているだけに、「1番・中堅」で楽天との開幕戦を迎える荻野貴選手への期待は膨らむ。

オープン戦は打率.366でチームメートの鈴木大地選手(打率.368)に続くNPB第3位。好調を維持したまま開幕を迎える。今春は一時左膝を痛め、20日の埼玉西武戦(メットライフ)を欠場。練習を休んで都内の大学病院で高圧酸素治療も受けた。

「シーズン中も痛いところは出てくるが、1年間我慢してやるしかない。痛いの(痒いの)とか言ってられない。オープン戦の流れで開幕を迎えたいが、やはり緊張はします。(藤岡裕選手、菅野選手と)久しぶりに生きのいい若手が入ってきた。刺激になります。負けていられない気持ちになる」と気合十分。

今季9年目を迎えるリードオフマンの活躍が楽しみだ。

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Full-Count 細野能功

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