
◆パ・リーグ オリックス0―9ソフトバンク(25日・京セラドーム大阪)
試合後にオリックス・平野佳寿投手兼投手コーチの引退セレモニーが行われた。ダイヤモンドバックス時代のロブロ監督に続き、ドジャース・山本由伸投手が2分を超えるビデオメッセージ。平野が約5分間のスピーチで恩師や仲間、関係者への感謝を述べた。元同僚の日本ハム・金子千尋投手コーディネーター、岸田護監督、10年から12年に監督を務め、リリーフでの活躍の道をつくった阪神・岡田彰布オーナー付顧問が花束を持って登場。長女と長男からも花を受け取った平野はナインの手で胴上げされ、場内を一周した。
◆平野の引退スピーチ全文
本日はこのようなすばらしい場を用意してくれた球団関係者のみなさま、ありがとうございました。そして、小久保監督はじめソフトバンクのみなさま、ソフトバンクファンのみなさま、そして(対戦した)中村くん、ありがとうございました。
僕には大変いい出会いがいっぱいありました。小学校、中学校、高校、大学と監督、コーチ、先生、チームメイトのみなさん、そしてプロに入ってから指導してくださった監督、コーチ、先輩たち、同級生、そしてかわいい後輩たちとの出会いがありました。ありがとうございました。僕を陰で支えてくれた球団関係者のみなさま、裏方のみなさま、用具提供をしていただいたアシックスのみなさま、そしていつも温かく応援していただいたファンのみなさま、知人、友人のみなさま。本当にありがとうございました。
僕は本当にごく普通の選手だったと思います。ただ1つ、丈夫な体があったから、ここまでやってこられたのだと思います。お父さん、お母さん、ありがとう。これからはハラハラドキドキせずにオリックスの試合を見てください。そして僕を支えてくれた妻。いつも僕のわがままを最後まで聞いてくれてありがとう。これからは、もっとわがまま言うと思うので勘弁を、お願いします。そして子供たち。ここからはパパが2人を応援する番です。パパはいつでも味方です。これから一緒に何をするにも楽しんでやっていきましょう。よろしく、これからも。
そして、これからプロ野球を目指すであろう子どもたち。僕は今までいっぱい失敗をしてきました。球場に行くのもマウンドに立つのも嫌だなと思うことはたくさんありました。でも、僕がここまでやってきたのは、最後、一歩を前に出す勇気だけがあったのかなと思います。いっぱい失敗してください。その分、いっぱい練習してください。そして、いい選手になって、プロ野球の世界で僕とまたグラウンドで会えたら一番うれしいので、頑張ってプロ野球を目指してください。
そして、先ほどビジョンで映ってました山本由伸投手。ジンギスカンを食べに行ったと言ってましたが、あの時は僕の後ろでマスクをかぶって隠れていました、バレないように。話が長かったので何を言っていたのか、ちょっとわからなかったので、後でもう1回見返したいと思います。
最後になりましたが、明日も京セラドームで最終戦があります。西野、山田の引退試合もあります。今日は長い試合だったので、早く帰って寝てください。本日はありがとうございました。21年間ありがとうございました。