ロッテ・植田将太「怪我する前より植田いいなと思われるようにやっています」さらなる進化を目指す。2月にアキレス腱縫合術

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ロッテ・植田将太(撮影=岩下雄太)
ロッテ・植田将太(撮影=岩下雄太)

 「今日初めて全体練習に参加ですね」

 ロッテの植田将太は18日、ロッテ浦和球場で行われた二軍の全体練習に合流した。

 昨季2年ぶりに一軍出場を果たし、9月23日の西武戦でスタメン出場し、唐川侑己、廣池康志郎、横山陸人の3投手を無失点に抑える好リードでチームを勝利に導けば、9月30日の楽天戦で岸孝之からプロ初安打を放つなど、シーズン最終盤に存在感を示した。

 新シーズンに向けた自主トレは、「全体のレベルアップですけど、守備ではスローイングの強化とバッティングは力強さを求めてやっていきました」とスローイング、打撃を磨いてきた。

 春季キャンプは「一軍というだけでも、気持ちは自然と入ってしまうものですし、張り切ってはやっています」と、都城組でスタートと自然に力が入った。打撃練習を見ても力強い当たりが増え、植田本人は「(手応えは)結構あるというか、自主トレでもかなり今までにないくらいいい状態だったので、実戦が楽しみですね」と話していた。

 具体的に変えたことについて、「タイミングの取り方とか、自主トレ中はポイントを前に強い打球を打つことをやっていたんですけど、今西岡コーチと一緒に取り組んでいるのは近いポイントで打てるようにやっています。自分の打てるポイントの幅を作っている感じですね」と説明。

 「まずは守備で目立てるようにやってきたいのと。バッティングの力強さをアピールできたらなと思います」と、対外試合でも2月18日の広島との練習試合で1安打、2月22日の韓国・ハンファとの練習試合でも2安打3打点とバットでも存在感を示していた。

 今年は違うぞという姿を見せていた中で、2月25日の練習中に右下腿部を損傷。2月27日に都内の病院でアキレス腱縫合術を行った。

 筆者が取材にロッテ浦和・ZOZOマリンスタジアムに訪れた時には、4月25日のハヤテの試合前練習の集合で右足にギプスをつけていたが、5月5日の楽天二軍戦ではギプスが外れ外野のポール間をウォーキング。5月26日の中日二軍戦の試合前練習ではZOZOマリンスタジアムの外野のポール間をランニング。7月21日のオリックス二軍戦ではグラウンドでキャッチボールしていた。

 7月30日にダッシュを解禁し、ロッテ浦和のサブグラウンドでダッシュする姿があった。8月18日のロッテ浦和の練習日では、「防具をつけて室内とかでやっていたんですけど、外でやるのは今日初めてで、いつもの感じの流れでやってみようと思っていて、はい」と、キャッチャー防具をつけて理学療法士とキャッチボール。

 「ブロッキングも練習のレベルだとできるんですけど、実際にピッチャーの球速で咄嗟の反応がまだできないというか、反応が遅いので、そこですかね」と、理学療法士が投げるボールをブロッキング練習。

 久しぶりのグラウンドでの打撃練習には、「楽しいというか、気持ちよかったです」と笑顔を見せた。

 7月30日に解禁したダッシュは現在、「ある程度練習しているんですけど、加速が遅かったり、まだまだ課題があります」と明かし、「野球技術的な練習も始めてはいるんですけど、まだまだ目標にしているレベルではないので、もうちょっとかかるかなという感じですね」と現状を説明した。

 これから実戦に戻るためのチェックポイントについて訊くと、「ブルペンに入ってどれだけ反応できるかが大事だと思うので、そこですかね」と回答。

 「まだ(ブルペンで投手の球を受けたり)していないんですけど、徐々にしていく予定ではあるので、はい。まずは守れないと僕はダメだと思うので、そこができてやっと試合のレベルという感じだと思います」

 今はどんな思いでリハビリ、練習しているのだろうかーー。

 「前の状態に戻ることはできないと思うので、もっと上を目指して、怪我する前より植田いいなと思われるようにやっていますね」

 進化した部分については「怪我して上半身のウエイトトレーニングとかは今までがっつりできなかったので、その時間がとれたというのは今までとは違うと思いますね」と教えてくれた。

 今後に向けて、「守備の安定性を示して、バッティングが課題なのでレベルアップしているなというのが見てわかるように、プレーできたらなと思います」と意気込んだ。

取材・文=岩下雄太

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