
◆パ・リーグ オリックス1―3楽天(6日・京セラドーム)
楽天の岸孝之投手がオリックス戦に先発し、7回2安打1失点の好投で今季3勝目を挙げた。通算173勝目となり、桑田真澄(巨人)、荒巻淳(阪急)の勝利数に並んだ。「もちろん自分一人の力だけではないので、たくさんの方に感謝したいですし。小さい頃から『桑田さんを見て勉強しろ』と父親に言われていたので、父が一番喜んでくれているかなと思います」と声を弾ませた。
安定感抜群だった。140キロ前後の直球にカーブやチェンジアップなどを交えて、翻弄(ほんろう)。6回までわずか1安打に封じ、スコアボードに「0」を並べていった。3点リードの7回は先頭の西川に左中間への二塁打を浴びるなど、1死一、三塁のピンチを背負った。山中に中犠飛を許して、失点。それでも、後続を断ち、最少失点で切り抜けた。1四球と制球も安定。102球をテンポ良く投げきった右腕は「バランスもよく、いい感じだなと思っていたところで、(捕手の)堀内がしっかりといいところを引き出してくれた」とうなずいた。
また岸にとっては楽天での70勝目でもあり、2チーム以上で70勝を達成するのは6人目の快挙になった。チームも連敗を6でストップ。ベテランが圧巻の投球で苦境を救った。