中村晃が涙の引退会見「本当に申し訳ない」 7月に異例の決断も「すっきりした部分ある」

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引退会見に臨んだ福岡ソフトバンク・中村晃※写真提供:Full-Count(写真:栗木一考)
引退会見に臨んだ福岡ソフトバンク・中村晃※写真提供:Full-Count(写真:栗木一考)

プロ19年目で通算1520安打の打撃職人

 今季限りでの現役引退を決断した中村晃内野手が3日、みずほPayPayドームで会見に臨んだ。通算1520安打のヒットマンが、惜しまれながらもバットを置く決断。会見では家族に向けたメッセージを口にする際、声を詰まらせ涙を浮かべる場面もあった。

 11時から始まった引退会見で、中村晃は7月上旬での決断について言及。「発表することができて、少しすっきりしている部分があります。まだシーズンは残っているので、気は抜けないなという思いです」と胸中を明かした。福岡ソフトバンクで歩んだ19年については「あっという間の19年でした。たくさんの人に出会って、私自身も人間としてすごく成長させてもらいました。人に恵まれたプロ野球選手人生だったと思っています」と感謝した。

 報道陣から現役を退くことを決めた日について問われると「決めたのは、6月4日。ドラゴンズ戦の試合後ですね。その日に選手生活を終わろうという決断を自分の中でしました」と発言。「交流戦くらいをめどに結果が出れば続けるし、出せなければそういう判断をしようと思っていた。そこで考えがまとまりました」と、決断に至った当時の心境を振り返ると、小久保裕紀監督には4日後の8日に伝えたと明かした。

 現役生活を支えた家族への思いを聞かれた際には、涙を浮かべた。「子どもも生まれて、僕自身を支えてくれて、いつも応援してくれていた。本当に申し訳ないなという気持ちもありました。(声を詰まらせて沈黙)結果が出なくても家に帰った時は、明るく、接してくれたので、感謝の気持ちでいっぱいです」と、現役生活を支えた家族に感謝した。

 1軍でも2軍でも熱い声援を送り続けてくれたホークスファンにも感謝。「一緒になって戦ってくれるファンの方々だと思っています。僕自身も応援していただきましたし、背中をたくさん押してもらいました。何度も言いますけど感謝しかないです」と思いを届けた。

 中村晃は2007年ドラフト3位で入団した。6年目の2013年に初めて規定打席に到達すると、翌年には176安打を放ち最多安打のタイトルを獲得。レギュラーの座を掴み取り、柳田悠岐外野手や今宮健太内野手らとともに何度もリーグ優勝、日本一に貢献してきた。

 プロ19年目の今季は開幕1軍入りしたものの、23試合に出場して打率.129。代打が主戦場となりわずか4安打、6月9日に出場選手登録を抹消され、10日からファームに合流していた。6月28日のオイシックス戦(タマスタ筑後)では3点を追う9回無死満塁に逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、健在ぶりを示していた。

 チームは73試合を終え、リーグ首位でシーズンを折り返したばかり。7月という異例の早さでの決断となった。常勝時代を築き上げたチームリーダーの1人が、ユニホームを脱ぐ。

記事提供:Full-Count

記事提供:スポーツ報知

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