【ロッテ】引退表明の角中勝也が会見 野球人生つないでくれた独立リーグに「感謝しかない」

スポーツ報知

試合後に記者会見したロッテ・角中(中央)は、チームメートの益田(右)、山口(左)から花束を贈られ、笑顔で記念撮影

◆パ・リーグ ロッテ4―5ソフトバンク(20日・ZOZOマリン)

 今季限りで20年間の現役生活にピリオドを打つことを表明したロッテの角中勝也外野手が、試合後に球場内で記者会見を行った。

 独立リーグ(四国リーグ・高知)出身選手では初の首位打者、最多安打のタイトルを獲得したたたき上げのバットマンは、自身の歩みを振り返り、「独立リーグにまずは本当に感謝しかない。そもそも独立リーグがあの時なかったら、野球を高校でやめてたと思う。その中で1年後にドラフト指名してもらって、独立リーグに恩返しがしたいと思って一生懸命プレーしてきました」と、野球人生をつなぎ、プロへの道筋を作ってくれた独立リーグへの感謝を口にした。

 ドラフト下位指名からタイトルホルダーまで駆け上がったプロ生活。その原動力を聞かれると、「あんまないですかね。小さい頃から野球やるのが普通で、本当に歯磨きのような感じ。歯磨きより野球の方がしている感じなので。野球が楽しいとか、好きでやったことは一切なかった。そういう(楽しい)気持ちでやらないと超一流にはなれないと分かってましたけど、でも好きとか楽しいとかそんな感情は一切なかった」と振り返った。

 後輩たちへのラストメッセージも「しっかり練習することですね。結局、練習してる人が結果出してます」と、ストイックに打撃を追い求めた男ならではのシンプルな言葉だった。

 21日には出場選手登録を抹消される予定だが、「契約もあるんで、プロ野球選手として最後までしっかりやります」と、今後もファームで調整を続ける。

 前半戦最後のホームゲームでスタメン起用したサブロー監督も「最初に(引退の)報告に来てくれて、どこかでスタメンで行こうと約束していた。いったん抹消するけど、また出てもらえる機会はあると思う」と、もうひと花を期待。球団側もシーズン終盤などで改めてセレモニーなどを行う方針だ。

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