【楽天】 吉井理人新監督が延長12回サヨナラで待望初勝利「ちょっとずつ前に進んでいる」 黒川史陽の劇打で連敗もストップ  

スポーツ報知

7回2死一、二塁、渡辺佳明の勝ち越し打にガッツポーズする吉井理人監督(右は塩川達也コーチ=カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天8X―7西武(22日・東京ドーム)=延長12回=

 楽天が西武にサヨナラ勝ちした。吉井新監督が就任後3戦目で初勝利を挙げた。

 序盤は苦しい展開だった。2回に無死一、二塁の好機をつくったが、村林が二直。二塁走者のマッカスカーが戻れずにアウトになると、平良が左飛に打ち取られて無得点に終わっていた。

 両チーム無得点の3回に試合を動いた。先発の早川が渡部聖に左翼への先制ソロを被弾。さらに2死一、三塁で長谷川に中越えに2点二塁打を浴びた。早川は7回にも渡部聖にバックスクリーンへのソロを許した。

 打線は3点を追う3回に無死一、二塁で佐藤が左中間への適時二塁打。7回には1死一、二塁で再び佐藤が中前適時打を放った。

 終盤に打線がつながった。3点を追う7回に1死一、二塁で佐藤が中前適時打。さらに2死満塁でマッカスカーが左前へ2点適時打を放って同点に追いついた。勢いに乗った打線は止まらない。さらに2死一、二塁で渡辺佳が勝ち越しの右前適時打。7回に4点を奪って、逆転した。

 8回に九谷が長谷川に逆転2ランを被弾して逆転を許したが、最終盤の9回に追いつき延長へ。延長11回に1点を勝ち越されたがその裏、浅村の同点弾で再び試合を振り出しに戻した。そして12回、2死二塁からそれまで無安打だった黒川が「決めないとこの先の野球人生はない」と覚悟を決め、左越えのサヨナラ打を放ち熱戦に終止符を打った。三木谷オーナーも駆けつけた一戦を劇的勝利で飾った。

 「本当にみんなが頑張った。粘り強く戦ってくれた」と、今季チーム最長の4時間38分の死闘を制したナインをねぎらった吉井監督。「選手は3試合とも勝つ姿勢を見せてくれている。ちょっとずつ前に進んでいる」と、手応えを口にした。

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