【オリックス】杉沢龍が通算69打席目でプロ初本塁打 昨季まで在籍した先輩の言葉「降りてきた」

スポーツ報知

5回無死二塁、杉沢龍は右中間2ラン本塁打を放つ(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス3―5西武(21日・京セラドーム大阪)

 オリックス・杉沢に、うれしいメッセージが届いた。「おめでとう!」。5点を追う5回無死二塁、通算69打席目で放ったプロ初本塁打。昨季まで在籍した福田周平さんからだった。

 初球を空振りし、体が前に突っ込んでいることを実感。瞬間的に思い出した。昨年は14試合の出場に終わり、ファームが主戦場。必死にバットを振った毎日で、福田さんから教わった言葉があった。「回転、回転、歩幅!」。2球目は同じ直球。意識を変え、右足を垂直気味に踏み込んだ。「周平さんが頭の中に降りてきた。周平さんのおかげです」。スムーズかつ、力強いスイングで右中間席へ。記念球も戻ってきた。

 岸田監督と同じ東北福祉大からプロ入り4年目。自主トレでは、同じ左打者の栗原(ソフトバンク)や坂倉(広島)に師事してきた。直接の面識はなかったが、関係を取り持ってくれたのが西川。「ちゃんと野球のことを考えている」と、ひたむきさが伝わったからだ。まだ29打席と少ないが、打率4割1分7厘のハイパフォーマンス。首位・西武と今季最大の6・5ゲーム差に広がっても、若い才能が縮めてくれる。(長田 亨)

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