
◆パ・リーグ 西武1―1楽天=延長12回=(5日・ベルーナドーム)
楽天はドラフト1位ルーキー右腕・藤原聡大=花園大=が5回を投げ、4安打1失点と好投。2度目の先発でプロ初勝利はお預けとなったが、今後へ期待の高まる94球になった。
最速155キロの直球と切れのあるフォークを武器に、レオ軍団へ向かっていった。1点リードの3回先頭では桑原に左越え同点ソロを被弾。しかし4四死球と走者を出しても、粘りの投球でこの1点のみに抑え、しっかりとゲームメイクした。
「5回1失点だったんですけど、3者凡退で終わるイニングも1度しかなかったし、無駄な四死球で無駄なランナーを出してしまったり、ピンチを作ってしまった。前回(オリックス戦3回4失点)よりは良かったですけど、チームに流れを持ってこれるピッチングではなかったと思う」
桑原に喫したプロ初被弾に「やっぱりホームラン…あの1球がなければ、1-0で勝ってたかもしれない。ボールでも良かった球なんですけど、ストライクを欲しがってしまって、ちょっと高めに浮いてしまいました」と振り返り、反省することも忘れなかった。
前回からの修正点に「バッターに向かっていく姿勢であったり、そういったところはできたかなと思います」と藤原。「体の調子も良かったし、この1週間、調整してきたことは間違っていなかった。もっと技術面を練習していけばいいかなと思います。次の登板も今日以上のピッチングを目指して、この1週間しっかりとやっていきたい」と気合をにじませた。次こそは、“三度目の正直”で白星を奪い取る。(加藤 弘士)
◆藤原 聡大(ふじわら・そうた)2003年11月20日、三重・伊賀市生まれ。22歳。玉滝小1年時に少年野球チーム「阿山ブルーファイヤーズ」で野球を始め、二塁手。阿山中では甲賀リトルシニアに所属し、遊撃手。水口(滋賀)では1年秋からベンチ入り。花園大では1年春からベンチ入りし、2年春に全日本大学野球選手権に出場した。2025年ドラフト1位で楽天に入団。花園大初のプロ野球選手。178センチ、73キロ。右投右打。