
◆オープン戦 日本ハム 5―3 ロッテ(7日・エスコン)
日本ハムは7日、試合前の新入団選手お披露目に伴い、新人野手5人をスタメン起用。「2番・三塁」で出場した育成1位の常谷拓輝内野手(22=北海学園大)は、3回1死二、三塁、先制の左中間2点三塁打を放ちアピールした。ドラフト2位のエドポロが中犠飛で初打点を挙げると、ドラフト4、5位の半田、藤森の高卒ルーキーコンビは安打競演。ドラ3・大塚も2四球に二盗と、各選手が持ち味を披露した。
初球に大きく空振りした球種が、常谷の頭にはあった。2球続いたスライダー。バットのやや先で捉えた。3回1死二、三塁、ロッテ先発・田中晴から左中間を破る先制の2点三塁打。ベンチに「DOMIれ!」ポーズを決めたルーキーは「もう1球来るかなと少し配球も当たりましたし、初球に比べて高めに浮いてきた。1球で仕留められてよかった」と笑った。
誰よりもアピールしたかった。新入団選手お披露目に伴い、新人野手は5人全員がスタメン出場。エドポロが犠飛で打点を挙げると、大塚は2四球1盗塁。半田、藤森の高卒ルーキーコンビがともに安打を放つなど、各自が持ち味を発揮した。その中でも存在感を示し「出てたルーキーに比べて(自分は)育成だったので、まず結果が欲しいとずっと思っていた。1本出たことは自信にもなった」とうなずいた。
夢の舞台で躍動している。江別出身の道産子で、子どもの頃からファイターズ・ファン。昨季は大学の兼ね合いでエスコンには3試合程度しか足を運べなかったが、中継でほぼ全試合を視聴。「ずっとファイターズのファンだったので、このユニホームを着てエスコンでプレーできて幸せです」。スタンドで見守った家族や友人、大学時代のチームメートらの声援に、オープン戦初安打で応えた。
新庄監督は「もっともっとできると思うんで、結果出ましたけど、他の打席の内容も欲しかった。守備もうまかったし、早くもっともっとアピールしてもらって、支配下に上がれるように」と期待を寄せた。第1打席にはエンドランのサインで空振りもあり「凡打の内容にもこだわって、もっとファームでも練習して、次は背番号2ケタになって帰ってこられるように頑張ります」と誓った常谷。支配下の扉を開くため、攻守共に内容を突き詰めていく。(山口 泰史)
◆常谷 拓輝(つねや・ひろき)2004年1月18日生まれ。22歳。北海道江別市出身。札幌静修から北海学園大を経て、25年育成ドラフト1位で日本ハム入団。強肩も武器で、大学時代には最速144キロで投手も務める二刀流だった。ファンとして推していた選手は石井一成(現西武)で、目標とする選手は郡司。180センチ、85キロ。右投右打。