
◆オープン戦 楽天0―1ロッテ(5日・静岡)
ロッテのドラフト2位左腕・毛利海大投手(明大)がオープン戦初先発を果たし、3回を投げて被安打1、4奪三振、無失点と好投。開幕ローテーション入りへ大きく前進した。
得意の持ち球がさえ渡った。2回1死からゴンザレス、浅村を空振り三振に仕留めたウィニングショットはいずれもツーシーム。「ストライクからボールのところに低めに投げ切れたら空振りは取れるかなという感じはありました」。速球は140キロ台中盤ながら、ツーシームとともに低めに集めて打たせて取った。
3回1死から許した1安打は明大の1年先輩の宗山に打たれたもの。初球の142キロ速球をライナーで中前へはじき返されると、左腕を振って悔しがった。「初球から振られたので、『もうちょっと待ってくれよ』という感じでしたね。まあ勝負の世界なんで」と笑顔で振り返った。
対外試合は3度目の登板となったが、初めての先発でしっかり結果を出した。「素晴らしいとしか言いようがないですよね」とサブロー監督もほめるしかない内容。先発は小島、種市、ジャクソン、田中晴にロング、西野らが候補に挙がるが、指揮官は「きょうのピッチングをしてくれたら、チーム事情もありますけれど可能性はあると思います」。「監督やコーチが決めることですけれど、そこは狙っていこうと思います。しっかり結果を出して、こだわってやっていこうと思います」と毛利。開幕ローテーションという的へ、矢を放つ準備はできている。
◆毛利 海大(もうり・かいと)2003年9月14日、福岡県生まれ。22歳。福岡大大濠では3年春のセンバツに出場し、エースとして8強進出に貢献。明大では東京六大学リーグで28試合に登板し、14勝2敗、防御率1・46を記録。4年春は6勝、防御率1・34でベストナインを受賞。侍ジャパン大学日本代表にも選ばれた。25年のドラフトでロッテに2位指名を受け、契約金7000万円、年俸1200万円(金額は推定)で入団した。177センチ、77キロ。左投左打。背番号13。