西武は30日、平良海馬投手がポスティングシステムを利用して、メジャーリーグベースボールへの移籍を目指す意向を示したことを受け、受諾することにしたと発表した。今後は球団において、移籍に向けた手続きを開始する。
平良は17年ドラフト4位で西武に入団し、2年目の19年に一軍初登板を果たすと同年26試合に登板して、2勝1敗6ホールド1セーブ、防御率3.38で西武のリーグ連覇に貢献。20年には54試合に登板して、1勝33ホールド1セーブ、防御率1.87で新人王のタイトルを獲得した。同年から3年連続で50試合以上に登板し、22年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。
23年に先発に転向し、23試合・150回を投げ、自身初の二桁11勝(7敗)、防御率2.40。25年はリリーフで54試合に登板して31セーブを挙げ、最多セーブに輝いた。今季は再び先発に戻り、23試合・146回を投げ、12勝5敗、防御率1.36で最優秀防御率のタイトルを手にするなど、先発陣を引っ張った。
▼ 広池浩司取締役球団本部長
「平良投手は、これまでチームの要望に応じてさまざまな役割を担い、タイトルを獲得するほどの結果を残してくれました。今度は私たちが彼の要望に応える番ではないかと思い、その気持ちを伝えました。今年は先発として終盤まで出力が落ちず、ピンチではさらにギアを上げる。クローザーが初回から最後まで投げているようで、もう一段階レベルが上がったと感じました。探究心と向上心が強く、取り組んだことを形にできる能力の高さも、彼のすごさだと思います。私の中では、間違いなくNPBナンバーワンの投手です。まだ今後のことが決まったわけではありませんが、MLBの打者にどのような投球をするのか、本当に楽しみです。けがなく、彼らしい投球を長く続けてほしいと願っています」
▼ 平良海馬
「長い間、メジャーでプレーしたいという思いを持っていたので、ようやくそこに一歩踏み出せたと感じています。ドラフトで指名していただき、9年間プレーする中で、スタッフの皆さんやチームメイトと、本当に楽しく、素晴らしい時間を過ごすことができました。忘れることのない、大切な思い出です」