
オリックスは30日、今季限りで現役を引退した平野佳寿投手兼投手コーチ(42)が2軍監督に就任することを正式発表した。背番号は「81」に決まった。日米通算21年間で史上初の250セーブと200ホールドをクリア(258セーブ、205ホールド)し、オリックスの選手としては初の名球会入りを果たしたレジェンド守護神。2005年ドラフト同期の盟友・岸田監督とタッグを組み、再出発を切ることとなった。
今季は投手コーチを兼任し、ファームを中心に指導。試合ではベンチ入りすることも多く、風岡2軍監督のそばで攻撃や作戦面を学んだ。21年からのリーグ3連覇にも貢献した右腕。9月25日に行われたソフトバンク戦(京セラドーム大阪)前の引退会見では「次に僕がそういう立場になるなら、今までやってもらったことを若い子たちに返す番。もし2人で一緒にやれるのなら(岸田監督の)下で働いて、胴上げできるようにやっていきたい」と指導者としての将来に意欲を見せていた。
今季はエースの宮城や山下、野手では森友、頓宮など長期離脱者が続出。借金11で2年ぶりBクラスとなる4位に沈んだ。楽天前監督の三木肇氏をヘッドコーチとして招へいし、岸田監督の就任3年目となる来季は新体制で巻き返しを図る見通し。4年ぶりのリーグ優勝へ、一枚岩となって戦う。
◆平野 佳寿(ひらの・よしひさ)1984年3月8日、京都・宇治市生まれ。42歳。京都・鳥羽、京産大を経て、05年大学・社会人ドラフト希望枠でオリックス入団。11年に49ホールドポイントで最優秀中継ぎ、14年に40セーブで最多セーブのタイトル獲得。17年オフに海外FA権を行使。Dバックス、マリナーズを経て21年にオリックス復帰。23年に日米通算250セーブを達成し、球団初の名球会入り。26年限りで現役引退。日米通算853試合で65勝87敗258セーブ、205ホールド、防御率3・05。186センチ、90キロ。右投右打。