スピードスター周東佑京が2大会連続WBC 唯一の中堅本職で「スタメンあり得る」 前回は大谷翔平を“追い越し危機”

スポーツ報知

2026.1.16(金) 12:00

周東佑京

 侍ジャパンの井端弘和監督(50)が16日、3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表メンバー11人を追加発表し、ソフトバンク・周東佑京内野手(29)が2大会連続で選出された。

 「まず、日本代表に選出していただいたことに感謝したいです。しっかりと自分の持っているパフォーマンスを発揮し、連覇できるように自分の役割を果たしていければと思います」とコメントした。

 ソフトバンクでは内野手登録だが、センターでの起用が多く、侍でも外野手となる。井端監督は「(登録は)外野です。センターが本職なのは彼しかいない。彼も(代走起用ではなく)スタメンが十分にあり得ると思っている」と期待した。

 スピードスターがまたしても侍ジャパンに名を連ねた。周東は19年のプレミア12で主要国際大会デビュー。WBCは23年に続く2大会連続の選出となった。前回大会は5試合に出場したが、スタメンはなく打席は「1」だけ。それでも準決勝のメキシコ戦(米マイアミ)では、1点を追う9回無死一、二塁で一塁走者・吉田(レッドソックス)の代走で出場すると、村上(当時ヤクルト)の中堅後方への当たりで俊足を飛ばし、二塁走者の大谷(当時エンゼルス)を追い抜きそうなスピードで本塁まで激走し、サヨナラのホームを踏んだ。

 19年にソフトバンクで1軍デビューしてから昨季まで7年連続で20盗塁以上。盗塁王には昨季まで3年連続で4度輝いている。誰もが認める走塁、スピードだけでなく、近年は打撃力もアップ。昨季は96試合の出場はあったが、日本一軍団の1番打者として打率2割8分6厘をマークした。

 現時点で侍ジャパンの外野手は周東、近藤(ソフトバンク)、森下(阪神)の3人だけ。鈴木(カブス)も加わる可能性が高いが、ユーティリティープレーヤーの牧原(ソフトバンク)を含めても、今大会では周東が中堅のレギュラーとしてスタメン出場する可能性があり、森下との争いが予想される。これまでは「代走の切り札」としての役割がメインだったが、進化したスピードスター周東が、侍ジャパンの2大会連続制覇へ再び駆け抜けていく。

 ◆周東佑京(しゅうとう・うきょう)1996年2月10日、群馬・太田市生まれ。29歳。東農大二、東農大北海道を経て、2017年の育成ドラフト2位でソフトバンク入団。19年3月に支配下登録。20年に自己最多の50盗塁、育成出身初の盗塁王。25年に35盗塁で3年連続4度目の盗塁王に。19年のプレミア12、23年WBCの日本代表で世界一を経験。180センチ、71キロ。右投左打。

 ◆WBC日本代表メンバー

★は今回発表の選手

【投手=10】

1  松井 裕樹(パドレス)

14 伊藤 大海(日本ハム)

15 大   勢(巨人)

16 大谷 翔平(ドジャース)

17 菊池 雄星(エンゼルス)

19 ★菅野 智之(オリオールズFA)

26 種市 篤暉(ロッテ)

61 平良 海馬(西武)

66 ★松本 裕樹(ソフトバンク)

69 石井 大智(阪神)

【捕手=2】

4  ★若月 健矢(オリックス)

12 ★坂本誠志郎(阪神)

【内野手=4】

2  ★牧  秀悟(DeNA)

5  ★牧原 大成(ソフトバンク)

6  ★源田 壮亮(西武)

7  ★佐藤 輝明(阪神)

【外野手=3】

8  ★近藤 健介(ソフトバンク)

20 ★周東 佑京(ソフトバンク)

23 ★森下 翔太(阪神)

※名前の前の数字は背番号

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