
日本ハムの若林晃弘内野手が28日、イースタン・ヤクルト戦(鎌ケ谷スタジアム)で「引退試合」に臨んだ。「3番・三塁」でスタメン出場。初回2死の第1打席で沼田の直球を捉え、右中間フェンス直撃の三塁打を放った。ヤクルトナインもベンチで立って見守る温かい雰囲気の中、大飛球に大歓声が起こった。代走を送られ、ベンチへ退くと万雷の拍手が送られた。
スタンドには、両親や家族、桐蔭学園時代の監督、チームメート、巨人・高橋由伸前監督など多くの関係者がつめかけた。巨人時代の応援タオルをかかげるファンの姿もあった。
若林は、引退会見で「引退試合をやっていただけると思っていなかったのでそういう場を作っていただいた球団関係者の方には感謝しかない」と涙を流しながら語っていた。
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