
◆パ・リーグ 楽天3―8ソフトバンク(24日・楽天モバイル)
8回から5番手で登板した楽天・泰勝利投手が、2回を投げて2安打5奪三振無失点の好投をみせた。プロ初登板だった8月16日の日本ハム戦(楽天モバイル)は1回を投げ3安打で1失点していただけに「自信にはなります」と胸を張った。
1軍初登板で「真っすぐで空振りやファウルを取れる」と感じたが、翌日の8月17日に2軍落ちした。ファームでの約1か月で、武器の真っすぐを生かすため新たにスライダーを習得。この試合でもカウントを整えたり、見逃し三振の決め球で使うなど効果的だった。精度はまだまだと話しながら、「バッターの反応が変わってきて、反応できない見逃しが増えたかなという感じ」と投球の幅が広がったと実感していた。球を受けた太田も「変化球も真っすぐも腕が振れていた。すごくいい球を投げていたので次回以降も期待してます」。一戦ずつさまざまな経験を積みながら「結果とともに、自分のポジションを徐々に上げていければいい」と意気込む左腕が、CS進出を目指すチームの新たな武器になる。
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