
◆パ・リーグ 楽天2―8ソフトバンク(24日・楽天モバイル)
ソフトバンクが快勝で優勝へのマジックナンバーを4とした。2試合連続完封負けを喫していた打線が14安打8得点。連敗を4で止めた。初回に今季初の1番に起用された柳田が右翼線二塁打を放つと、5試合ぶりに2番に入った近藤が右前打でつないだ。無死満塁となり、中村の二ゴロの間に先制。オリックス4連戦では計6度の満塁で無得点に終わったが、呪縛を解いた。
柳田は右けい骨の骨挫傷から復帰後3試合目で初めて守備に就き、9打席目で初安打。4回に遊ゴロ野選で打点も挙げ、2安打1打点と機能した。5試合ぶりに2番に入った近藤も3安打2打点。モイネロは7回4安打1失点で自己最多の12勝目を挙げた。
以下は試合後の小久保裕紀監督の主な一問一答
―初回に得点
「また満塁になって、どうなることかと思ったけど。どんな形でもいい、ぐちゃぐちゃな1点でも入ったので」
―柳田の安打から
「ベンチも、ものすごい盛り上がった。レフトフライ捕るだけでも盛り上がっていた」
―1番での起用は
「1番にふさわしい打者がいないから。彼がスタメンで一番ふさわしいという判断です」
―村上打撃コーチの案
「そうです」
―モイネロが好投
「今日は体の状態が良かったので、安心しました。この2試合は体が動かなくてイライラしていたけど、今日はフレッシュな感じで」
―初回は内野ゴロと犠飛で得点し、2回に川瀬が適時打
「タイムリーが出ていなくてね。(6回の)満塁で健介(近藤)が二塁打。健介が緊張したと言っていたけど、チームってそういうもの。(チームとして)満塁で十何打席も打てなかったから」
―最短で26日に優勝
「とりあえず、一つずつ。あさってのことなんて考えない。明日のことを考えます」
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