
◆パ・リーグ 日本ハム10―4オリックス(11日・エスコンフィールド)
日本ハムの新庄剛志監督が、逆転Vへいつもの例え話で自信を見せた。
前回の対戦で3連敗を喫したオリックスに圧勝し、ソフトバンク、オリックスに連勝。敗れた首位ソフトバンクに2ゲーム差と迫った。新庄監督は「面白くなってきましたね。緊張感持って、毎試合。“愉しむ”っていうレベルはもう超えてきてるから。プレッシャーの中で勝っていく」と語った。
その上で持ち出したのが、83年福岡国際マラソンでイカンガーの背中をぴったりマークし、競技場の最後の直線で抜き去った瀬古利彦の話。「一時期は4ゲーム差で、瀬古さんが給水で落としてしまって、それを拾いにいったら差がついて、水を飲んでまた接近した。もう見えましたよ、競技場まで。給水もしてるし、イカンガーしてなかったから(笑)。並んでからが勝負です」。もちろんイカンガーはソフトバンクで、瀬古が日本ハム。最後の直線での逆転Vを、明確にイメージしている。
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