
日本ハムの伊藤大海投手(27)は16日、先発する17日の楽天戦(楽天モバイル)へ向け同所で汗を流した。シーズンも終盤に入ってくる中で、コンディションは良化していることを強調。今季4試合に登板し3勝0敗、防御率1・93と好相性の楽天戦だが、油断なくマウンドに上がる。
疲労が蓄積するこの時期、コンディション維持の難しさも漏らしていたが、改善の手応えがある。「だいぶいい感じになってきた。丁寧にいかなきゃいけないところと、出力を維持していかなきゃいけないところと、兼ね合いがありながらも、いい1週間にはできた」とうなずいた。
得意の相手にも油断はない。楽天戦は防御率もカード別で最もいい数字を残しているが「前回ここでやったとき(7月19日)は、ヒットは結構打たれていた(7回11安打2失点)。あまりいいイメージは持ちすぎないように準備していきたい」と引き締めた。
前半戦はカード頭の火曜日の登板が多かったが、後半戦は日曜日の登板が続く。「遠征に長い時間いるのは変な感じはありますけど気候に慣れたりというのはアドバンテージもあるのかなと」と前向きに受け止めた伊藤。敵地の暑さも克服し、両リーグトップの12勝目を狙う。(山口 泰史)
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