
◆パ・リーグ オリックス0―9日本ハム(3日・京セラドーム大阪)
3位・オリックスが今季13度目の完封負けで、2カードぶりの負け越しを喫した。首位・ソフトバンクとは今季最大の8・5ゲーム差に拡大。早ければ5日の楽天戦(楽天モバイルパーク)後にも、自力優勝が消滅する可能性が出てきた。
日本ハム・伊藤に6回7安打無失点とまとめられ、カード別最多タイの3勝目を献上。岸田監督は「バッティングの方は打てたり打てなかったりなので、きょうはちょっとやられた。(試合前時点で)10勝5敗のピッチャーなので、そう簡単には打てないと思っていたけど、さすがでしたね」と、相手右腕に脱帽した。
一方、3回1/3を8安打7失点と粘れなかった先発・椋木については「入りはよかったけど、球数がいってからはちょっとよくなかった」と指摘。「球の扱いというか、変化球も打たれたし、ちょっと軌道だったりは修正しないといけないかも」と振り返った。
4日の休日を挟み、5日からは楽天との3連戦(楽天モバイルパーク)、9日からはロッテとの3連戦(ZOZOマリン)が予定されている。指揮官は「もう大丈夫みたいなので。きょう(ウエスタン・阪神戦)も出るので、問題がなければ」と、右肩痛で離脱中の正遊撃手・紅林が5日から合流することを明言。「一つでも多く勝てるように、粘って粘ってやっていきたい」と前を向いた。
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