11安打6得点の猛攻で鴎が勝利! 木村優人は7回途中3失点で先発初白星

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2025.7.2(水) 21:11

千葉ロッテマリーンズ・木村優人投手 ©パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・木村優人投手 ©パーソル パ・リーグTV

 7月2日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第13回戦は、6対3で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテの先発・木村優人投手は、1回裏、2回裏とそれぞれ3者凡退に抑える立ち上がり。続く3回裏に、四球と安打などで1死2、3塁から辰己涼介選手の犠飛で先制を許したが、後続を断ち、最少失点で切り抜けた。以降2イニングは、それぞれ安打で走者を背負うも3人で退け、味方の援護を待つ。

 一方の打線は、5回まで3安打と苦しい展開が続く。それでも1点ビハインドの6回表、寺地隆成選手、安田尚憲選手、山本大斗選手の連打で無死満塁から、西川史礁選手、ソト選手、藤岡裕大選手の3者連続適時打で逆転に成功。なおも2死3塁から、藤原恭大選手に適時打が飛び出し、打者一巡の猛攻でこの回6点を奪った。

 大量援護を受けた木村投手は、6回裏を無失点で切り抜けたが、7回裏にボイト選手の1号2ランを被弾。続く中島大輔選手を見逃し三振に仕留めるも、宗山塁選手に安打を許したところでマウンドを降りた。2死1塁から後を受けた小野郁選手は、後続を左飛に打ち取ると、8回裏は、鈴木昭汰投手が無死1、2塁のピンチを招きながらも得点を与えず。

 3点リードの最終9回裏は、中森俊介投手が無失点に抑えて試合終了。勝利した千葉ロッテは、木村投手が6.2回98球6安打2四球4奪三振3失点で先発初白星を手にすると、リリーフ陣も粘投でつないだ。また、11安打6得点とつながりを見せた打線は、寺地選手が3安打をマークしている。

 敗れた東北楽天は、先発・岸孝之投手が5.0回71球8安打1死球4奪三振5失点。打線は9安打3得点と、好機を生かしきれなかった。なお、ボイト選手が来日初本塁打を含む3安打2打点、村林一輝選手と宗山選手が2安打を記録している。

  123456789 計
ロ 000006000 6
楽 001000200 3

ロ ○木村優人-小野郁-鈴木昭汰-S中森俊介
楽 ●岸孝之-今野龍太-渡辺翔太-内星龍-西垣雅矢

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