
◆パ・リーグ ソフトバンク6―0ロッテ(16日・みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・大関友久投手が8回4安打無失点の好投で7勝目を挙げた。2回1死一、二塁でソト、池田から連続三振を奪うと、以降はロッテ打線を寄せ付けず。5回以降は無安打に封じた。
「この1、2か月、やることがすごく明確にできている。それが結果につながっている」と自身5連勝。2か月以上も黒星がなく、最近は6試合連続で7回以上を投げて2失点以内と抜群の安定感が光る。小久保監督は「大関が先発の日は試合をつくってくれるという安心感がある。焦らずに攻撃できる」と信頼。先発の軸は有原とモイネロだが、二人に白星が並んだ大関も加え「この3枚がチームの中心」と三本柱として扱った。
大関は好調の要因について「まず投げ方の形ができている」と自己分析。フォームの安定により「投げる球の質の部分」にフォーカスができているという。さらに「心理学も絡め、内面的なものもボールに表現できるように」と独特の目標も設定。スポーツ心理学の博士とオンラインなどで定期的に面談しており「スポーツ心理学って、極めていくと、自分の内側、内側に掘り下げていける。内面をボールやパフォーマンスにつなげていくもの。言葉で説明しにくいけど、うまく表現できるようになっていけたら」と語った。
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