【オリックス】広岡大志、センターで好守&二塁打 離脱前は正三塁手も「どこでもできるように」

スポーツ報知

2025.7.13(日) 05:00

2回2死二塁、若月健矢の適時打絵生還した広岡大志はナインとハイタッチ(カメラ・竹松 明季)

◆パ・リーグ 日本ハム7―3オリックス(12日・エスコンフィールド)

 オリックス・広岡大志内野手(28)が、攻守で存在感を発揮した。2点を追う2回先頭で右中間へ二塁打。カウント2―1から加藤貴のフォークをたたいた。右ろっ骨骨折から1軍復帰後、初スタメンで初安打。「すごく大きい」とうなずいた。5回1死の中堅守備では、石井の左中間への当たりに快足を飛ばし、スライディングキャッチでアウトにしてみせた。

 6月13日に登録抹消されるまで、主に正三塁手として53試合で打率3割2厘、4本塁打、13打点。自身の離脱をカバーしてくれたのがライバルでもある宗で、22試合で打率3割1分5厘と結果を残している。広岡は「外野の方が(出場機会が)増えると分かっていた」と実戦復帰した8日からのウエスタン・中日3連戦(杉本商事BS)では三塁、左翼、遊撃と複数ポジションで先発出場。限られた時間で最善を尽くし、11日に再合流を果たした。

 主軸で左翼を守ってきた西川が長期離脱の見通し。岸田監督は「大志はいろいろ、(守備位置を)回る可能性がある」と示唆した。「与えられた場所はどこでもできるように」と広岡。首位・日本ハムと2・5差に広がっても、万能選手が戦いの幅を広げる。(南部 俊太)

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