福岡ソフトバンクが完封負け 川口冬弥は一軍初登板で1回無失点

パ・リーグ インサイト

2025.6.21(土) 17:28

福岡ソフトバンクホークス・川口冬弥投手©パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・川口冬弥投手©パーソル パ・リーグTV

 6月21日、甲子園で行われた阪神と福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、0対3で福岡ソフトバンクが敗れた。

 先発・上沢直之投手は初回、安打と死球などで1死1、2塁とし、佐藤輝明選手の適時打で先制を許す。さらに四球で1死満塁のピンチを招き、小幡竜平選手の2点適時二塁打でスコアは0対3に。以降も4回裏まで毎回走者を出したが、粘りを見せ得点は許さない。5回裏は3者凡退に抑え、この回限りでマウンドを降りた。

 6回裏は20日に支配下登録を受けたばかりの川口冬弥投手が一軍初登板。2者連続三振を奪ったところから安打を許したが、嶺井博希選手の盗塁阻止もあり無失点で終えた。7回裏からは大江竜聖投手、伊藤優輔投手がそれぞれ1イニングを無失点とする。

 打線は相手先発・大竹耕太郎投手を前に、3回まで安打を出せない苦しい展開。それでも4回表、敵失と柳町達選手の安打で1死1、2塁としたが、得点には結びつかず。8回表には先頭・嶺井博希選手と牧原大成選手の連打で無死1、2塁の好機を演出するも、後続が倒れて無得点に終わった。

 9回表は、先頭・佐藤直樹選手の内野安打と栗原陵矢選手の内野安打で2死1、3塁としたが、後続が倒れて0対3で試合終了。敗れた福岡ソフトバンクは、先発の上沢投手が5回73球6安打4四死球2奪三振3失点と粘投し、中継ぎ陣は無失点リレーでつないだ。しかし、打線が5安打無得点で、自ら交流戦優勝を決めることはできなかった。

  123456789 計
ソ 000000000 0
神 30000000X 3

ソ ●上沢直之-川口冬弥-大江竜聖-伊藤優輔
神 ○大竹耕太郎-桐敷拓馬-及川雅貴-ネルソン-S岩崎優

文・丹羽里歩子

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