6月18日、バンテリンドームで行われた中日とオリックスの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、3対6でオリックスが敗れた。
オリックス打線は、3回までわずか1安打に封じられたが、4回表、2死から杉本裕太郎選手の内野安打と四球で1、2塁とし、西川龍馬選手の適時打で先制する。
先制点をもらった先発・九里亜蓮投手は、初回こそ安打を許すも、以降2イニングは3者凡退に抑える上々の立ち上がり。しかし4回裏、大島洋平選手と岡林勇希選手の連打でピンチを招くと、ボスラー選手の4号3ランで逆転を許した。なおも無死満塁から、石伊雄太選手の適時打を浴び、スコアは1対4に。
逆転を許した直後の5回表、代打・西野真弘選手の安打と宗佑磨選手の二塁打などで1死2、3塁とし、太田椋選手の2点適時打で1点差に詰め寄る。
5回裏からは、2番手で山田修義投手が登板。しかし、先頭・岡林選手の三塁打と四球で1死1、3塁とし、村松開人選手と山本泰寛選手の連続適時打で2点を失い降板。それでも、1死1、2塁で後を受けた才木海翔投手が、火消しに成功すると、6回裏は片山楽生投手が無失点投球。7回裏からは高島泰都投手が2イニングを無失点に抑え、味方の反撃を待つ。
3点を追う9回表、ディアス選手の安打と来田涼斗選手の四球などで2死1、2塁としたが、最後は宗佑磨選手が内野ゴロに倒れ、3対6で試合終了。敗れたオリックスは先発・九里投手が4回77球6安打1四球5奪三振4失点と粘り切れず。打線も、6回以降わずか2安打に抑え込まれ、逆転負けを喫した。なお、太田選手が適時打を含む2安打を記録している。
123456789 計
オ 000120000 3
中 00042000X 6
オ ●九里亜蓮-山田修義-才木海翔-片山楽生-高島泰都
中 ○涌井秀章-藤嶋健人-橋本侑樹-清水達也-S松山晋也
文・丹羽里歩子
オリックスが逆転負け 太田椋は適時打を含む2安打2打点
パ・リーグ インサイト
2025.6.18(水) 21:25
