
◆日本生命セ・パ交流戦 2025 阪神―オリックス(7日・甲子園)
オリックスの水本ヘッドコーチが試合前、安達内野守備・走塁コーチ、松井外野守備・走塁コーチとともに、阪神の藤本野手総合コーチらのもとへ謝罪へ向かった。
前日6日の対戦では、9回無死一塁から西川が二ゴロを放った際、一塁走者・広岡が二塁へのスライディング時に遊撃・小幡と接触。審判団は、広岡に守備妨害と「警告」を言い渡していた。
これを受け、同コーチは「そういう警告が出たわけやから、それを受け止めて『申し訳なかった』と。(広岡)大志もわざとじゃないっていうのは、もちろん俺らもそういうふうに思っている。ただ、そういう結果になったことに対しては、ほんとに申し訳ないっていう形でいっぱい」と素直に頭を下げたという。
また、直前には広岡の放った強烈なライナーが、阪神2番手・石井の頭部付近に直撃。石井は緊急降板を余儀なくされただけに「もうとにかく心配。早く復帰できるように、それを願っているだけ」と、神妙な表情を浮かべた。
ともに全力プレーの中で起きた、不可抗力のアクシデント。「その分はしっかり謝ったうえで、きょうに試合をしっかりやっていけたら、という気持ち」と、フェアプレーを誓った。
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