
元巨人内野手の西武・仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチが3日、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の訃報に接し、故人をしのんだ。
入団1年目の1996年に長嶋監督によって1番に起用され、114試合に出場して109安打24打点7本塁打、打率2割7分で新人王を獲得した。「僕は長嶋さんが監督じゃなかったら使われていなかったかもしれない。僕はバッターとしては荒っぽいバッティングも多かったので。ただ、そういうバッティングを楽しんでくれていて、そういう選手を楽しんで見てくれていたというのも聞いたことがあります。本当に楽しかったです」と振り返った仁志コーチ。「今があるのも長嶋さんがプロに入って、すぐに使ってくれたというのもある。やっぱりたくさん僕に対して我慢もしてくれたでしょうし、もちろん期待もたくさんしてくれたと思う。自分にとっては親のような存在ですね」と感謝を述べた。
関連ニュース
・【写真】王貞治氏、長嶋茂雄さんと無言の対面 長嶋一茂&三奈さんが対応
・王貞治氏がしのぶ「長嶋さんには色々と教えていただきました。一緒に野球ができたことを本当に感謝しています」
・江川卓氏「本当に憧れの人だった」 長嶋茂雄さんしのぶ
・高橋由伸氏がしのぶ「『長嶋監督の教え子の一人』と言えるのは本当に誇らしいことです」
・元巨人の上原浩治氏がしのぶ「一言では語り尽くせないほど多くの思い出があり、思い出すだけで込み上げるものがあります」