西武 昨季同時期の15勝30敗から一転、“大変身”で迎える交流戦…西口監督が掲げる「守り勝つ野球」

スポーツ報知

2025.6.2(月) 06:20

オリックスに勝利して選手とタッチをする西口文也監督(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス2―3西武(1日・ほっともっと神戸)

 西口西武が“大変身”して交流戦を迎える。同点の9回無死一、二塁。二塁走者・ネビンに代走・仲田を送った。延長戦で主砲を欠くリスクより目の前の勝ち越し点を優先させた。「回ってきたら回ってきた時に考えればいい。1点取りにいってるんだから」。犠打後の1死二、三塁。外崎がバットに当てた瞬間に三塁走者の仲田がスタートを切り、一ゴロ野選で生還。今季を象徴する泥臭さで1点をもぎ取った。

 昨季は交流戦前の最終戦を終えて15勝30敗。松井監督が休養し、渡辺GMが監督代行に就いた。絶望の淵に立たされていた1年前から一転、今季は27勝23敗、貯金4の3位で交流戦へ。わずかな期間で西武は再生した。

 「守り勝つ野球」を掲げ、チーム失策数はリーグ最少の19。「みんな自分の仕事をしてくれて、それが貯金という形で表れている」と指揮官。勢いに乗り、昨季4勝14敗と沈んだ交流戦に挑む。(大中 彩未)

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