5月17日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対くふうハヤテ静岡8回戦は、3対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・板東湧梧投手は初回に失策と連打で先制点を許すと、2回表には連打で1死1、3塁のピンチから、失策の間に1点を失う。3回以降は走者を出しながらも2塁は踏ませない投球。5回、6回は3者凡退に仕留め、追加点は与えない。

　打線は5回裏、周東佑京選手、山本恵大選手の安打などで1死1、3塁から、井上朋也選手の適時打で1点を返す。続く廣瀬隆太選手が四球を選び、1死満塁と好機を拡大すると、大泉周也選手の犠飛で試合を振り出しに戻した。

　さらに6回裏、四球と失策などで1死1、3塁の場面でダウンズ選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功する。7回表のマウンドに上がった板東投手は、四球と安打でピンチを招き、2死1、3塁としたところで降板。代わった津森宥紀投手が、後続を打ち取り、リードを守った。

　8回表は津森投手が無失点でつなぐと、最終9回表は、12日に巨人からトレードで移籍してきた大江竜聖投手が登板。3者凡退に仕留め、3対2で試合は終了した。先発の板東投手が6.2回97球7安打1四球4奪三振2失点（自責点0）で3勝目。ダウンズ選手、井上選手が2安打1打点をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
ハ １１０００００００ ２
ソ ００００２１００Ｘ ３

ハ 大石航-竹内奎人-●野村裕樹-田中健二朗-山田門
ソ ○板東湧梧-津森宥紀-S大江竜聖

文・薗田陽和

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