
オリックス・曽谷龍平投手(24)が29日、「プロ初安打」に意欲を示した。6月3日からの交流戦はローテ通りなら、セ・リーグ主催試合では8日・阪神戦(甲子園)と22日・ヤクルト戦(神宮)に先発する見込み。23年に1打席立っただけで「めっちゃ楽しみ。まずはボールに当たるように」と、この日は大阪・舞洲でマシン打撃に励んだ。
昨年は交流戦に向けた打撃練習で右手有鈎(ゆうこう)骨を骨折し、10月に患部を手術した。幼少期は、元阪神・鳥谷に憧れていたという左腕。「与えられた試練。絶対にヒットを打てるように」と、故障を乗り越えての快打を思い描いた。
本業への気合も十分。「打撃が一番ではない。しっかり投球ができるように」。交流戦前最後の登板となる6月1日の西武戦(ほっと神戸)で快投を演じる。
(南部 俊太)
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