【ロッテ】高部瑛斗の右越え適時二塁打で先制「ずっとチャンスで打てていなかったので…」 友杉、藤原も続いて3点先取 20歳右腕・田中晴を援護

スポーツ報知

2025.5.27(火) 18:43

2回1死一二塁、高部瑛斗は右に先制の適時二塁打を放つ(カメラ・越川 亙)

◆パ・リーグ ロッテ―オリックス(27日・ZOZO)

 ロッテの高部瑛斗外野手が、2回に先制の右越え適時二塁打を放った。0―0の2回1死一、二塁でフルカウントから先発・九里亜蓮投手の132キロシンカーを振り抜くと、右翼・杉本の頭上を越えた。その後、1死二、三塁から友杉の中犠飛で2―0に。さらに1番・藤原にも中前適時打が生まれ、リードを3点に広げた。高部は「打ったのはチェンジアップですね。ずっとチャンスで打てていなかったのでなんとか打つことができて、先制点を取ることができて良かったです」とコメントした。

 先発は20歳右腕の田中晴也投手。初回は先頭・広岡をカウント2―1から150キロ直球で空振り三振、続く西川もフォークで空振り三振を奪った。3番・紅林は初球を右飛に打ち取って、3者凡退スタートを切っていた。

 打線は初回は先頭・藤原が右中間への二塁打で出塁。絶好のチャンスとなったが、2番・藤原の遊ゴロに二走・藤原が飛び出しタッチアウトで1死一塁に。後続が倒れて、無得点に終わり、嫌な雰囲気が漂っていた。

 借金11のチームはパ・リーグ首位の日本ハムから8・5差で最下位。5月は5勝14敗で、25日の西武戦(ZOZO)で零敗を喫した後、吉井監督はロッカールームに選手を集めて「攻める気持ちを忘れないでほしい」と呼びかけていた。オリックス戦は今季1勝6敗と分が悪いだけに、カード初戦を白星で飾りたいところだ。

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