
◆パ・リーグ 西武6―1ロッテ(24日・ZOZOマリン)
西武は先発の今井達也投手が8回1失点と好投、打線も2年ぶりの1試合4本塁打で6点を奪い、連敗を2でストップ。昨季4勝21敗と大きく負け越したロッテとの対戦成績を5勝4敗とし、首位日本ハムと1ゲーム差の2位に浮上した。 今井は4回に今季初の適時打を許したものの、開幕から9戦連続ハイクオリティースタート(7回以上自責2以下)でリーグトップタイの5勝目をあげた。試合後、西口文也監督がポイントにあげたのは、1死一、三塁をしのいだ初回の投球。「(打線が)3点取って、ひょっとして余裕が生まれたのかもしれないが、走者を出してからギアを上げて抑えたのはさすが」と、ソトに自己最速の160キロを投げるなど連続三振を奪った圧巻の投球を讃えた。
打線も右腕を強力に援護した。初回に西川愛也外野手の先頭打者アーチと、4番T・ネビン外野手の2ランで3点を奪って主導権を握ると、長谷川信哉外野手が3回と8回に自身初の1試合2本塁打。チーム1試合4本塁打は23年7月17日の日本ハム戦以来、2年ぶり。全得点をアーチでたたき出した一発攻勢に、西口監督は「らしくない点の取り方。最近タイムリーが出てないので、明日はつないでつないでタイムリーで点が取れたらいいね」と、打線のさらなる奮起に期待した。
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