
◆パ・リーグ 日本ハム3―2西武(4日・エスコン)
西武は先発の隅田が8回108球を投げて8安打3失点と粘りの投球を見せたが、打線の援護に恵まれず今季初黒星。開幕から5戦5勝はならず、チームの連勝も6で止まった。
隅田は初回1死一塁でレイエスに先制2ランを許した。3回には先頭の田宮に右前安打を打たれると、レイエスには右中間を破られる適時二塁打。3回までに3点を失った。
だが3回以降は立ち直った。8回は1死一、二塁のピンチを招いたが、万波、水野を連続三振で失点せずに切り抜けた。味方の得点は外崎、中村剛のソロによる2点と援護に恵まれず、白星を手にできなかった。
試合後は「投げミスが多くて、初回に“いける”と(日本ハムに)思わせてしまったのが良くなかった。チームも先制点を取って守り抜く野球をやっているので、あそこ(初回)で2点をやってしまったのはチームに申し訳ないです」と反省の言葉を並べた。
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