【オリックス】今季3度目の完封負けで2位・日本ハムと1・5ゲーム差 岸田監督は相手先発・隅田に脱帽「いい投球」

スポーツ報知

2025.4.27(日) 05:00

厳しい表情で試合を見つめるオリックス・岸田護監督(中央)(カメラ・竹松 明季)

◆パ・リーグ 西武3―0オリックス(26日・ベルーナドーム)

 首位・オリックスが、20日の日本ハム戦(京セラD)以来、今季3度目の完封負けを喫した。昨季の対戦成績1勝3敗と苦戦した西武・隅田の前に、打線が7回無得点。岸田監督は「いい投球(をされた)。なかなか打てない投手だとは思っていたけど…」と唇をかんだ。

 初回、2死満塁の好機をつくったものの、ディアスが左飛に凡退。両リーグ唯一の打率4割を誇る、頼みの太田もこの日は無安打に終わった。連続試合出塁が21でストップした右打者は「しっかり腕を振ってきていたので、(球の)見極めが難しかった」と脱帽した。

 明るい材料となったのは、3点ビハインドの6回から2回無失点と好投した椋木。先発で開幕を迎えた右腕が、今季初リリーフで結果を出した。その他、川瀬と権田もともに1回ゼロ封。先発のエスピノーザが4回3失点で早期降板となったなか、指揮官は「みんな意気に感じて投げてくれている。どんどんよくなってきたと思う」と救援陣の粘りを評価した。

 この日の試合に勝利した2位・日本ハムには、1・5ゲーム差に詰め寄られた。それでも、かねてより指揮官は「絶対、負けるときは来る。そこはそんなに気にせず、一戦一戦やるだけ」と強調。27日からは救援左腕の富山が1軍に合流する見込み。チーム一丸で、仕切り直しの一勝に全力を注ぐ。

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