楽天・藤井聖投手が今季初勝利を誓った。当初はホーム開幕戦の先発を任されながら、雨天中止の影響で８日の日本ハム戦が今季初登板。２回に２ランで先制してもらいながら４回に同点２ランを浴び、チームも２―５で敗れた。

　１５日のソフトバンク戦では６回１／３を投げて１失点と好投したが、勝利投手にはなれず。「やっぱそろそろ…（笑）。チームが勝つのが一番ですけど、次は自分にも勝ちが付くようなピッチングを頑張りたいです」と３度目の正直を目指す。

　約２週間で再び同じ相手との対戦。「初めてカード頭を務めさせてもらっているので。早川や岸さんは相手のエース級たちを倒してここまで成績を残している」と責任感は強い。前回は万波に一発を浴びており「安易に取りにいった球をホームランされているので、よりいっそう慎重になるところではあるんですけど。かといって慎重になりすぎたらダメなので腕を振った中で取りにいくのが必要」と反省を生かす。「同じミスは繰り返さない。攻撃陣にいいリズムをつくれるように心がけます」と誓った。

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