◆パ・リーグ オリックス０―２日本ハム（２０日・京セラドーム大阪）
オリックス・太田椋内野手が「２番・二塁」で先発し、またも本拠地・京セラＤで快打を連発した。初回１死、金村の初球をたたいた当たりは左中間を真っ二つ。「しっかり振って（タイミングを）合わせていこうかな、と。ちょっと中に入ってきた球をしっかり打てた」と、二塁塁上でうなずいた。４回の２打席目には左前打をマーク。前回対戦で２打数無安打に封じられた右腕から、リベンジのマルチ安打を記録した。
打率は両リーグトップの４割１分３厘と絶好調だが「まだ２０試合もたっていないので…」と苦笑い。そのうえで「別に数字にこだわりはないけど、気持ちに余裕を持ちながらできている。いい状態をキープできるように頑張りたい」と決意を込めた。
〇…宮城が降板した直後の７回に救援陣が崩れ、今季初の２カード連続負け越しを喫した。この回、３投手をつぎ込んだ岸田監督は「（２死満塁から）よく１点でしのいだけど、もしかしたら防げた１点かも」と唇をかんだ。この試合で魚雷バットを使用した福田、野手最年長の西野が２１日、出場選手登録を抹消される見込み。復調を図り、ファームで再調整を行う。また、第３打席で代打を送られた中川は、前の打席で何らかのアクシデントがあったとみられ、大事を取って交代となった。
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