辻発彦氏の止まらぬ西武愛トーク…日本ハム戦の連続サヨナラ負け悪夢寸前に「ドキドキ」「祈ったよ」

スポーツ報知

2025.4.15(火) 08:00

「月曜日もパテレ行き」に出演した辻発彦氏とG.G.佐藤氏(左)(画像は「パーソル パ・リーグTV」より)

 元西武監督の辻発彦氏が、古巣の2戦連続サヨナラ負けの危機に「今シーズンが終わるんじゃないか…」と祈る思いで、12日の日本ハム―西武戦(エスコン)を見つめていたことを明かした。

 「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルでは、毎週月曜日午後9時から「月曜日もパテレ行き」としてOBらによるパ・リーグトーク番組が生配信されている。14日は辻氏がライオンズOBのG.G.佐藤氏とともに出演し、前週のパ・リーグを振り返った。

 * * *

 辻氏は、西武が11日の日本ハム戦で延長12回にサヨナラ負けし、翌12日も2点リードの9回に1点差に迫られたシーンについて、熱を込めて語った。

 前夜に勝ちを逃した西武は、12日も9回2死満塁と一打逆転サヨナラ負けの窮地に立たされた。辻氏は「あそこで負けていたら、ライオンズの今シーズンが終わるんじゃないかと思うくらい。俺、ドキドキして見ていた。そのくらい大事な試合だな、という感じで見ていたのよ」と胸中を語った。

 結果は、平良海馬投手が田宮裕涼捕手の内角に154キロの直球を投げ込んで一ゴロに抑え、勝利をつかんだ。

 西武の黄金時代を支えた名手は「もし田宮君にカーンと打たれて逆転サヨナラ負けしていたら、ちょっとライオンズは立ち直れないな…と。ちょっとそういう気持ちになったかな」とシーズンを左右しかねない場面だったと指摘。「祈ったよ。祈った。インコースに強い球がいって、一ゴロだったけれど(一塁手の)ネビンがいいプレーをしてね。あの1試合は大きかったね」と、週が明けてもなお、ホッとした様子で振り返った。

 偉大なOBのほとばしる西武愛に、G.G.佐藤氏が「辻さんもライオンズの勝利を願っているんですね」と感慨深げに声をかけると、辻氏は「そらそうよ」とうなずいた。

 そして「ライオンズの試合は解説の仕事も主にあるので、全試合観ますよ。1人でテレビを見ながらさ。一喜一憂しているよ。何やっているんだよ、とか。よしよし!とか」と、選手・監督として貢献した古巣への変わらぬ思いを語っていた。

 * * *

 辻氏とGG佐藤氏の約1時間15分にわたるパ・リーグ談義は、「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeチャンネルで見逃し配信されている。次週の21日は五十嵐亮太氏とT―岡田氏の出演が予定されている。

関連ニュース

【写真】打球が外野フェンスに挟まる珍プレー
【写真】ネットでも話題…東尾家3世代が始球式に登場
【写真】西武山口線(レオライナー)に新型車両 ライオンズをイメージ
【西武】2025年 年俸一覧
地位や肩書きには執着しないはずの男が「やるよ」即答 西武・西口監督 勝負師の横顔

関連LIVE配信

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

辻発彦氏の止まらぬ西武愛トーク…日本ハム戦の連続サヨナラ負け悪夢寸前に「ドキドキ」「祈ったよ」