
オリックスは攻撃から始まる敵地で、早々と主導権を握る展開が目立つ。前日(12日)が初回に4得点で、この日も3得点。本拠地では声援に応えようと力が入りがちになるが、逆にリラックスして打席に立てる効果もある。
ビジターゲームは調整が難しい。移動も大変だが、試合前の全体練習がどうしても短くなる。阪神では掛布がかつて宿舎やその周辺で素振りを繰り返していたが、オリックスも集中力を高めた個人練習で、心身ともにいい準備ができているのではないか。
先発ローテの中心を担う宮城、九里は経験豊富でマウンドを選ばない。特にボールを動かす九里はストレート主体で勝負するパ・リーグにはいないタイプで、存在感が際立っている。対戦が一回りし、ここから真価が問われるが、現時点では岸田新監督の雰囲気づくりや的確なタクトも快進撃の一因だ。(スポーツ報知評論家)
関連ニュース
・【オリックス】阪急時代の1987年以来38年ぶりに単独で両リーグ最速10勝!開幕から敵地8連勝&10度目2ケタ安打
・【オリックス】宮城大弥が8回5安打1失点、6奪三振で降板 昨季最終戦以来の仙台で132球の熱投
・【オリックス】3回、ラオウ杉本裕太郎が楽天・古謝樹から今季3号の左越えソロ!
・【オリックス】教育実習ホットラインで球団最多の開幕から敵地7連勝「継続してこれからも打って」
・【オリックス】メイ・イズモトが始球式 平野直伝フォークでノーバウンド投球「ちゃんと落ちていたと思います」