安藤統男氏、オリックス敵地8連勝の一因は九里亜蓮の加入「直球主体で勝負するパ・リーグにはいないタイプ」

スポーツ報知

2025.4.14(月) 05:00

オリックス・九里亜蓮

 オリックスは攻撃から始まる敵地で、早々と主導権を握る展開が目立つ。前日(12日)が初回に4得点で、この日も3得点。本拠地では声援に応えようと力が入りがちになるが、逆にリラックスして打席に立てる効果もある。

 ビジターゲームは調整が難しい。移動も大変だが、試合前の全体練習がどうしても短くなる。阪神では掛布がかつて宿舎やその周辺で素振りを繰り返していたが、オリックスも集中力を高めた個人練習で、心身ともにいい準備ができているのではないか。

 先発ローテの中心を担う宮城、九里は経験豊富でマウンドを選ばない。特にボールを動かす九里はストレート主体で勝負するパ・リーグにはいないタイプで、存在感が際立っている。対戦が一回りし、ここから真価が問われるが、現時点では岸田新監督の雰囲気づくりや的確なタクトも快進撃の一因だ。(スポーツ報知評論家)

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