【西武】本拠地初勝利は１８日以降にお預け　中村剛也が２２年連続本塁打をマークも空砲に

スポーツ報知

2025.4.8(火) 22:08

◆パ・リーグ　ロッテ７―３西武（８日・ベルーナＤ）

　西武は昨季４勝２１敗と大幅に負け越したロッテに敗れた。本拠地初勝利は１８日・ソフトバンク戦以降にお預けとなった。

　ともに試合前時点で防御率０・００と好調を維持していた救援陣が打ち込まれた。６回から２番手で登板した左腕・佐藤隼は連打と四球で無死満塁とされると、佐藤に一塁への勝ち越しの適時内野安打、小川に押し出し死球を許して２点を失い、１回３安打２失点で降板。３番手右腕・黒木も連打と四球で同じく無死満塁のピンチを作り、高部にライトへの適時二塁打、続く上田と佐藤に連続で犠飛を許すなど１回３安打４失点で降板。リズムを作れなかった。

　打線は１点を先制された１回裏、先頭長谷川が左翼線を破る二塁打で出塁。１死三塁となってからネビンの右犠飛で同点とするも、その後は安打が出ず。９回１死一塁で代打として登場した中村剛也内野手が、２２年連続本塁打となる今季１号２ランを放つも力尽きた。チーム７安打に終わる中、ドラフト２位ルーキー・渡部聖弥外野手（大商大）が４打数３安打で自身２度目の猛打賞と気を吐いた。

　昨季０勝１１敗で、２年ぶりの白星を目指した先発・高橋光成は５回４安打１失点で降板。同点の場面でマウンドを譲り勝ち負けはつかず、５７６日ぶりの勝利はお預けとなった。