【オリックス】平野佳寿がNPB通算250セーブ達成「勝ててよかった」 チームは15年ぶりの開幕2カード連続勝ち越し

スポーツ報知

2025.4.3(木) 17:39

平野佳寿

◆パ・リーグ ロッテ2―3オリックス(3日・ZOZOマリン)

 オリックス・平野佳寿投手が3日、NPB通算250セーブを達成した。

 2―3の9回に登場すると、先頭の岡を5球で遊ゴロ、続く上田を3球で投ゴロに料理。2死から代打・角中に四球、高部に左前打と続かれたが、最後は西川を空振り三振に封じ、岩瀬仁紀、高津臣吾、佐々木主浩に次ぐ4人目の偉業を達成した。「いい試合だったんで、勝ててよかった。みんながつないでくれたんで、絶対に勝つという気持ちでマウンドに上がりました」と汗をぬぐったプロ17年目のベテラン右腕。「今年は優勝奪還できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と力強く宣言した。

 平野の力投で、チームはロッテとの今季2戦目を制し、今季4勝目を挙げた。2010年以来、15年ぶりとなる開幕2カード連続勝ち越し。この日、試合のなかった日本ハムとは4勝1敗で並び、優勝した23年以来2年ぶりの首位に立った。

 先発の来日2年目右腕・エスピノーザが、5回1/3で4安打2失点と粘投した。その後は博志、山田、ペルドモが無失点リレー。1点差の9回は、平野が無失点で締めた。

 打線は両軍無得点の6回、2死二塁からプロ初先発のドラフト1位・麦谷(富士大)が、右中間に先制の適時三塁打。ルーキーのうれしいプロ初安打初打点で試合の均衡を破ると、なおも2死三塁からは中川に左前打が生まれた。

 2―2の8回2死二塁では、西川が中越えの決勝二塁打。オープン戦は打率5分1厘と苦しんだ主軸が、この日3本目の二塁打で試合を決した。

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