3月22日、京セラドーム大阪で行われた阪神とオリックスのオープン戦は、3対3の同点に終わった。
オリックスは初回、紅林弘太郎選手のソロ本塁打で先制。直後の1回裏に、先発・九里亜蓮投手が大山悠輔選手に逆転の2点適時二塁打を許したものの、3回表に1死1、3塁から西野真弘選手の犠飛で同点に追い付く。そして4回表、1死から頓宮裕真選手が待望の一発を放ち、勝ち越しに成功した。
2回以降立ち直った九里投手は、4回裏2死から安打を許したところで降板。後を受けた博志投手は危なげなく後続を断つと、回跨ぎの5回裏も3者凡退に抑える。6回裏は平野佳寿投手が2三振含む3者凡退、7回裏は山田修義投手が無失点に。ところが8回裏、東松快征投手が同点打を浴び、9回表は2死満塁の好機を演出するも無得点に倒れる。9回裏は山崎颯一郎投手が3人で退け、3対3で試合終了。
九里投手は3.2回62球4安打2四死球3奪三振2失点。打線では、中川圭太選手が4打数4安打を放つなど計12安打も、好機で決定打が生まれず3得点にとどまった。なお、紅林選手と頓宮選手にオープン戦初本塁打が生まれている。
123456789 計
オ 101100000 3
神 200000010 3
オ 九里亜蓮-博志-平野佳寿-山田修義-東松快征-山崎颯一郎
神 富田蓮-岡留英貴-石黒佑弥-工藤泰成-及川雅貴-石井大智
オリックス、計12安打も3得点で引き分け 頓宮裕真は一時勝ち越し弾
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2025.3.22(土) 17:16
