
オリックス・岸田監督が27日、28日の楽天との開幕戦(京セラドーム大阪)に向けて、楽天・三木肇監督と前日記者会見に臨んだ。就任1年目で迎えるシーズンを前に「緊張しています。今日(の練習から)みんな顔を引き締め、緊張している様子もうかがえた。それを見て、僕もさらに緊張してきました」と苦笑いを浮かべた。
開幕投手については、この場で改めて「宮城です」と発表。「エースなので、任せて期待している。昨年はけがもあり、全部(シーズン通して)投げられなかった。規定(投球回)に届かなかったということで、また新たな思いもあることでしょうし、そういうところで初戦どういうピッチングをしてくれるのかすごい楽しみ」と快投を期待した。
楽天の印象については「やっぱり機動力っていうところがしっかり、今年はありますよね。そのへんも勉強させてもらいながらやっていくことになる」と回答。特に警戒したい選手については「みんな(乗せたら)嫌なので、特には…。(回答を)差し控えたいと思います」と、ドラフト1位・宗山含め「全員」に定めた。
3連覇を達成した21~23年からは一転、昨季は5位に低迷。「去年は悔しい思いをした選手も多い。その選手たちがみんな気持ちを新たにして、本当に立ち向かっていくっていう覚悟もあって来ている。新しく入ってきた戦力、外国人やルーキーもはつらつとやってくれているので、そこも楽しみにしたい」。V奪回に向け「何があってもチームは諦めることなく、一年間を通してチーム一丸となて野球を頑張っていきます」と決意を込めた。
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