
昨季限りで現役を引退した元オリックスのT―岡田氏が、今季のパ・リーグ優勝本命にソフトバンクを挙げた。予想が外れた際の「罰ゲーム」については、古巣の本拠・京セラドーム大阪でナンバーワン売り子との対決プランが浮上するなど、ルーキー野球評論家として早くも“洗礼”を浴びる場面もあった。
T―岡田氏は、「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルで24日夜に生配信された「月曜日もパテレ行き」に、元ヤクルト、ソフトバンクの五十嵐亮太氏と出演。「【五十嵐亮太×T-岡田】今年の期待選手大討論!『優勝予想大本命は…』【Supported byホーチキ株式会社】」とのタイトルで、約1時間のトークを繰り広げた。
T―岡田氏は連覇を狙うソフトバンクについて、「やっぱりどの選手も勝ちに貪欲ですよね。流れを持ってくるだとか、どうやったら勝てるかっていうのを分かっている選手が多いですよね。誰かがケガしても、また新しく誰かが出てくる。(選手層の厚さは)本当にすごい」と、引退直後ならではの視点で強さを語った。
優勝争いの対抗としては、新庄剛志監督4年目の日本ハムを挙げた。清宮らの才能が開花し、昨季は2位。「新庄監督のやりたい野球が、緻密で、いやらしい野球。最初は選手も『こんなことするの?』って(戸惑いが)あったと思う」と指摘。五十嵐氏も「やりたいことを選手が理解してきている」と、チームが成熟しているとの評価で意見が一致した。
一方、古巣のオリックスはオープン戦で最下位に沈んだ。森が右内腹斜筋の筋損傷で開幕不在となるなど、けが人も出ている。「(森は)開幕はちょっと難しいですけど、戻ってきたらチームの中心には絶対来てくれる。ピースが揃ったときに絶対に上がってくる」と期待を寄せた。
番組内では、予想が外れたら罰ゲームという話題でも盛り上がった。視聴者からは「金のパンツを履く」「一発芸」「京セラで売り子」などの案が寄せられた。五十嵐氏は売り子案に反応し、「Tがナンバーワンに対してどれくらいやれるか、やりましょう」と、ナンバーワン売り子との対決プランをぶち上げた。さらに「OBがナンバーワンの売り子さんに負けるのは、ちょっと悲しいじゃん」とあおると、昨季までチームの顔だったT―岡田氏は「ちょっと太客をつけなアカン」と応じ笑い。外れた場合の売り子挑戦に、まんざらでもない様子だった。
「月曜日もパテレ行き」はプロ野球シーズン中の毎週月曜午後9時よりパーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルでライブ配信されている、野球トーク番組。次週(31日)は谷繁元信氏と里崎智也氏が捕手出身2人が登場する。
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