
プロ7年目のロッテ・藤原恭大外野手は25日、ZOZOでの全体練習後に約30分間の居残りでロングティーを行った。三塁ベンチ前から左翼ポールに向かって約30分間、黙々とバットを振り、「左投げ左打ちなので、体の左側の軸を大事にしたい。バットを内側から出して押し込めるように」と、スイング軌道を入念に確認した。
昨季は開幕前に右膝膝蓋骨骨折で離脱。最終的に74試合に出場し、打率2割9分と好成績を残すも、1軍復帰は6月と大きく出遅れただけに今季にかける思いは強い。22日の巨人とのオープン戦(東京D)では、ランニングホームランを放ったが「調子は普通。外野手は(岡)大海さん、高部さん、西川と3人いる。打たないと試合に出られない」と危機感を募らせる。それでも「悔いの残らないように準備したい。四球を選んだり、守備や走塁も当たり前のことをできるように」と冷静に足元を見つめた。
ロングティーを見守った栗原打撃コーチは、インパクトの瞬間までの距離に注目し、「バットが加速する距離を長くしてほしい。しなりをうまく使えるように」と今後の飛躍への課題を語った。
チームは28日の開幕戦で敵地みずほペイペイで昨年のリーグ王者・ソフトバンクに挑む。この日は夜間練習で、各選手は投内連係やフリー打撃など、軽めのメニューで汗を流した。
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