【ロッテ】藤原恭大が居残りロングティー 昨季好成績も危機感「打たないと試合に出られない」

スポーツ報知

2025.3.25(火) 21:19

居残り練習後に取材に応じたロッテ・藤原恭大外野手

 プロ7年目のロッテ・藤原恭大外野手は25日、ZOZOでの全体練習後に約30分間の居残りでロングティーを行った。三塁ベンチ前から左翼ポールに向かって約30分間、黙々とバットを振り、「左投げ左打ちなので、体の左側の軸を大事にしたい。バットを内側から出して押し込めるように」と、スイング軌道を入念に確認した。

 昨季は開幕前に右膝膝蓋骨骨折で離脱。最終的に74試合に出場し、打率2割9分と好成績を残すも、1軍復帰は6月と大きく出遅れただけに今季にかける思いは強い。22日の巨人とのオープン戦(東京D)では、ランニングホームランを放ったが「調子は普通。外野手は(岡)大海さん、高部さん、西川と3人いる。打たないと試合に出られない」と危機感を募らせる。それでも「悔いの残らないように準備したい。四球を選んだり、守備や走塁も当たり前のことをできるように」と冷静に足元を見つめた。

 ロングティーを見守った栗原打撃コーチは、インパクトの瞬間までの距離に注目し、「バットが加速する距離を長くしてほしい。しなりをうまく使えるように」と今後の飛躍への課題を語った。

 チームは28日の開幕戦で敵地みずほペイペイで昨年のリーグ王者・ソフトバンクに挑む。この日は夜間練習で、各選手は投内連係やフリー打撃など、軽めのメニューで汗を流した。

関連ニュース

【ロッテ】2軍本拠地移転先が千葉・君津市に決定…同市役所の担当者も喜び「ドキドキしながら待っていた」
【ロッテ】ドラフト1位・西川史礁が誕生日に青学大の卒業式に出席 22歳の目標は「新人王」
【ロッテ】2軍本拠地移転先候補が「千葉・君津市」に決定、球団発表「未来図を描くことが出来た」…31自治体応募
【ロッテ】ドラ1・西川史礁のコラボメニューを4月1日のオリックス戦から発売決定 「球場飯とは思えないくらいおいしかった」
「ほらほうよ」ロッテ吉井監督が阪神・岡田前監督ばり発言でドラ1開幕スタメン明言

関連LIVE配信

パ・リーグ.com ニュース

【ロッテ】藤原恭大が居残りロングティー 昨季好成績も危機感「打たないと試合に出られない」