オープン戦
● 中日 2 - 3 楽天 ○
<3月21日 バンテリンD>
楽天はオープン戦の連敗を「2」でストップ。投手陣に明るい材料が多かった。
2年連続で開幕投手を務める先発の早川は、右打者を並べた中日打線を相手に3回までパーフェクト。4回は一死から連打を許し一、二塁のピンチを招いたが、4番・石川昂を見逃し三振、5番・細川は三ゴロに仕留めゼロを並べた。
オープン戦ラスト登板は4回50球、2安打無失点、4奪三振無四球の好投。3月28日の開幕・オリックス戦(京セラD大阪)へ弾みをつけた。
5回は中継ぎに再転向した内が、1安打無失点の安定リリーフ。6回に登板したドラフト4位の江原(日鉄ステンレス)は、2試合連続のパーフェクト救援でオープン戦防御率は1.80となった。7回は支配下に復帰した西口が無失点。8回に5番手の藤平が2点を失ったものの、1点リードの9回は守護神の則本が2試合連続の無失点リリーフで締めた。
打線は中日の開幕投手・髙橋宏に対し4回、3番・小郷の中前打などで二死満塁の好機を作り、7番・フランコが2点適時打を中前へ運び先制。5回は中日2番手・祖父江から2番・小深田が右前適時打を放ち3点目を奪った。