
◆オープン戦 オリックス2ー5楽天(5日・京セラD大阪)
オリックスの1年目右腕コンビが、開幕1軍に前進した。先発のドラフト6位・片山、2番手の同5位・東山が京セラD初登板で、ともに1回無失点。厚沢投手コーチは「100点満点。(試合前は)今日投げて一回、(2軍に)戻そうと思っていたけど、おかわりしたい」と、引き続き1軍で起用する方針を明かした。
先発、中継ぎ両にらみでの起用が見込まれる片山は「課題はいろいろあるけど、無失点で帰ってこられて良かった」とうなずいた。一方、リリーフ起用が濃厚な東山も「昨年までテレビで見ていた打者と対戦し、ドキドキしたけど楽しめた」と笑顔。「昨年の古田島選手のように、50登板で防御率0点台が僕の目指すべき結果」と、同じ社会人出の先輩に続く活躍を誓った。
岸田監督は「(2人とも)落ち着いて投げている。キレのある球を投げていた」と、対外試合4連敗の中でも新戦力の好投に手応え。オリの投手陣に、楽しみな存在が増えた。