
◆球春みやざきベースボールゲームズ オリックス2-4西武(2日・SOKKEN)
オリックス・森が「超攻撃的2番」の適性を発揮した。「2番はずっと好きですね。すごくやりやすさはあります」。対外試合4戦の先発はすべて「2番・捕手」で、古巣を相手に2打数1安打。「1番にいい打者がいて、あとの3人がすごくいい打者。気楽ですね(笑)」と、居心地が良さそうだ。
昨年は2~6番を打ち、2番で14試合。打率3割9分6厘を記録し、23年は7試合で打率3割3分3厘。ともに打順別では最高だった。この日は初回無死一塁からの右前打で一、二塁にチャンス拡大。岸田監督は「(走者一塁で)引っ張って一、三塁をつくれる」とパターンに加えた。
守備では新加入の先発・九里と呼吸を合わせ、4回無失点の好リード。「自分のスイングをして、ライナーでしっかり飛ばす。それを継続してできれば、率は上がってくるんじゃないかな」。イメージを現実にできれば、19年以来の首位打者も視野に入る。オリの要が、面白い存在になりそうだ。(長田 亨)
関連ニュース
・【オリックス】広島からFA加入の九里亜蓮「もう一段階、二段階、開幕に向けて上げていければ」対外試合は6回0封と万全
・【オリックス】田嶋が椋木が3失点…開幕ローテ候補の乱調も岸田護監督「ここから上がっていくと信じています」
・【オリックス】オリバレスがノッてきた 紅白戦で「来日初安打」の新助っ人「もう100%。守りたいです」
・【オリックス】「優勝してください」韓国の大砲から岸田護監督にV指令「偉大なスター」と14年ぶりに対面し握手
・【オリックス】リリーフ「継続」の古田島成龍が再出発へ気合十分「出力もバリバリ出して…」1日の韓国・斗山戦に登板予定