【日本ハム】新庄剛志監督が田宮裕涼の起用に慎重な姿勢「じっくり治してからもう1回上げようかなと」

スポーツ報知

2025.2.24(月) 20:04

田宮裕涼

◆練習試合 日本ハム12―3台湾・味全(24日・名護)

 日本ハムの新庄剛志監督が、田宮裕涼捕手の起用に慎重な姿勢を見せた。

 昨季は109試合に出場するなど、広角に鋭い打球を飛ばすバッティングと自慢の強肩でブレイク。しかし昨年10月に右肘クリーニング手術を受けた影響もあり、慎重に調整を進めてきた。この日、「5番・捕手」で今季初のスタメンマスク。3打数2安打2打点をマークし、守備でも飛び出した一塁走者をけん制で刺す場面があった。

 上々の結果だったが、新庄監督はわずかな変化を見逃さなかった。「表情とか、スローイングの形とか、打った後の前の大きさは去年よりちょっと小さい。肩と肘どうなんだって聞いたら、肩と肘があんまよくない」。予定より早めにベンチに下げ「じっくり治してからもう1回上げようかなとは思ってる。鎌ケ谷、寒いじゃないですか。だったらエスコンで風のないところで治させようか」と思案。「田宮くんと話し合いながら、ベストな方法で。必要な選手だし」と焦らず、回復を優先させる考えを示した。

 田宮は「打つのよりは投げる方が、去年ほどしっくりきてる感じはまだない。そこをしっかり、感覚をいいものにしていけたら。やっぱり開幕から出ないとという気持ちはあるので、開幕に向けて上げていこうと思ってます」と話していた。

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