
西武の宮崎・南郷キャンプでは、個別打撃練習後の球拾いを、来場した子どもたちと選手が一緒になって行う新たな取り組みが実施されている。
日が傾き始めた南郷に、たくさんの笑顔がはじけていた。メインスタジアムでの個別練習終了後、グラウンドに飛び出してきたのは数人の子どもたち。バッティング練習を行っていた選手らと交流しながら、散らばったボールを協力して回収した。その後は一列に並んで選手とハイタッチ。練習で使っていたボールも1人1個プレゼントされ、両者ともに笑顔の絶えない穏やかな時間が流れた。
球界でも少し珍しいこの取り組み。担当者によると、発案したのは球団の事業部で「ファンの子どもたちと触れ合う機会を設けることができて、球拾いの時間短縮にもなる。一石二鳥なのでやろう」と実施が決まった。6日に始まった第2クール途中から実際に行われており、練習終了間近の時点でスタジアムに残っている中学生ぐらいまでの子ども連れに声をかけて参加者を募っている。
この日参加したモンテル外野手、山村崇嘉内野手は子どもたちにメロメロの様子。「かわいい~。やばいです」と終始優しい表情で向き合っていた。
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